バービーボーイズ再結集で消えた『ごめんなさい』
我らがバービーボーイズは、2008年夏フェスで再結集をし
2009年、Re:BARBEE BOYSで17年ぶりの単独ツアーを
2010年には、Bcc:from BARBEE BOYS AD2010で
日本武道館公演を大成功させている
いやほんと大成功だった
(元)関西人としては
インテックス大阪だって大成功だったと
追記することにしよう
それは、まぁ周知の事実である
それを違うという人はここにはいないはずだ
1992年の突然の終焉
KONTAが「あばよ」と言い
イマサがサングラスをはずして
杏子が唄えなくなった、あのライヴ
あれから
実に16年、17年あっての再結集・・・
いや違う
2003年のEPICソニー25周年イベント
LIVE EPIC25での再結集が
事実上、終焉以来初の再結集であった
ここでの11年ぶりという響きの方が
ファンにとったら、どれほど大きいことだったことか
思い出すだけで吐き気がする人もいるだろう
この11年は
バービーファンにとっては
地獄のような年月だったはずだ
が、しかし
今回はその11年を語るわけではない
(いつか語ろう)
まずは、この表を思い出していただきたい
Bcc:from BARBEE BOYS AD2010の後に
自分が作成してみたものだ
ツアーや大きなイベントでの演奏楽曲を印している
そう
バービーボーイズ再結集で消えた『ごめんなさい』
タイトルとこの表さえあれば
察しがついたことだろう
今回はズバリそれを検証してみたいと思う
バービーボーイズ再結集で消えた『ごめんなさい』
表をきちんと見てくれたらわかると思うが
『ごめんなさい』が、世に出てから
この曲が演奏されなかったツアーは存在しない
もちろん、FINALまでの話だ
ほとんどのイベントでも演奏されていた記憶がある
それくらいの定番ナンバーが
終焉後は、一度もセトリに入っていないのだ
そんな曲は、他にはない
さて、どういった意味があるというのか
バービーボーイズ再結集で消えた『ごめんなさい』
まずは、同じような楽曲から検証することにしよう
『ごめんなさい』ほどではないが
FINAL以降、演奏されていない曲に『帰さない』がある
『帰さない』が消えた理由とは何か
これは、他の検証でも少し語った記憶がある
1990とOVER HALL
そしてFINALでオープニングを飾った『帰さない』
その昔にもオープニングを飾ったこともあり
なんとなくそのイメージが強くなっている
ファンがそれを望んでいたのも確か
間違いない
FINALと同じように『帰さない』から始まってほしい・・・
しかしバービーはCOMPLEXとは違う
同じことはしなかった
同じことを嫌った
となると、『帰さない』の居場所はもう無かった、というだけの話である
これだけ・・・
きっとみんなが思ったに違いない
「やるならトップ、トップぢゃないならやらない」と・・・
で、トップは『ノーマジーン』・・・だから消えた
『帰さない』は『ノーマジーン』に抹消されたというのが事実であろう
それと
FINALでもセトリに入らなかったが
再結集でもセトリに入れなかった人気曲『ナイーヴ』が消えた理由に
『帰さない』が消えた理由にもなる共通点があった
気づいてる人も多いだろう
ナイーヴを抹消したのはズバリ
『もうだいじょうぶヒステリー』であるのは明白だ
答えはアウトロのギターソロにある
2009年のセトリ決めの
いわば1つのKEYとして
生お披露目初となる『もうだいじょうぶヒステリー』を
決めたことにより
アウトロがギターソロとなる2曲の共存は無くなった
そして、もう1つの理由が
そう
KONTAのソロであるということ
これは
2009年というよりは2010年に当てはまる
この時、『ナイーヴ』を抹消したのは
もちろん『ラサーラ』と『ダメージ』
『ナイーヴ』は
『もうだいじょうぶヒステリー』『ダメージ』『ラサーラ』に消された
それは『ナイーヴ』だけではなく
『帰さない』にもいえることであるのだ
『帰さない』もKONTAのソロナンバーだから・・・
バービーボーイズ再結集で消えた『ごめんなさい』
では、なぜ『ごめんなさい』が消えたのか
LISTEN!がリリースされてから
外れたことのない曲が、ここにきて消えた理由とは・・・
『帰さない』『ナイーヴ』とは違い
『ごめんなさい』はシングル曲でもあるわけだ
よほどの理由があるはずである
しかし、答えはとても簡単だった
『ごめんなさい』がセトリに入っていた時の
主なその場所というのは後半に片寄っている
前半というのは存在しない
中盤に演奏されてた時期もあるが
ほとんどは、ラストスパートのとこだ
では、2009年と2010年のそのラッシュパートをみてみる
2009年
わぁいわぁいわい
C'm'on Let's go!
負けるもんか
翔んでみせろ
2010年
C'm'on Let's go!
負けるもんか
マイティウーマン
翔んでみせろ
単純に隙がない、というのもある
が、しかし
これらのセトリを見ると
びっくりするくらいノリやすい曲が連なっているのがわかる
『負けるもんか』と『翔んでみせろ』は
デビュー当時からの3番4番である(野球でいう)
これは、もう絶対
お約束中のお約束で
それがどれだけベタであろうが
バービーのライヴの醍醐味である
どちらかがアンコールにまわることもあったが
最終的に落ち着くのは、両方がここ、という、それが事実だ
そしてそこに昔なら『ごめんなさい』も入っていた
はずが、入らなかった
なぜか
ノリにくいから、が、答えでいいと思う
たしかにシングルだ
人気もある
しかし、この決められた4曲と比べると
何分ノリにくい
実際、自分もどうするか、その場にならないとわからないくらいだ
あくまでも比較の話だが
この4曲は、どれだけ初心者であろうがノリやすいのだ
17年ぶりの単独ツアーである
セトリを決める際に、ノリやすさ、というのも考えられたかもしれない
『ごめんなさい』は、少しマニアックな定番ソングなのである
バービーボーイズ再結集で消えた『ごめんなさい』
同じラストスパートのエリアでも
昔と今では、その意味が少し変わっていた
つまり
『ごめんなさい』を抹消したのは
17年ぶり、という時の経過だったのだ
ここで
もう1つ
疑問に思った人もいるのではないだろうか
実は、最初から、もう1つの謎を隠していた
自分自身も書きながら
その答えを探していたのが本当のとこである
それは
バービーボーイズ再結集で本当に消えてしまった『さぁどうしよう』
表をみてもらったらわかるが
『さぁどうしよう』は特に皆勤というわけではなかった
メドレーになったりもしている
しかし、インパクトは絶大で
レコーディングされたのは√5だが
デビュー当時からのナンバーであるうえ
その演奏率も低くはない
そして、なによりノリにくくない
っていうかノリやすい
なのに消えたのは、なぜか
これはなかなか難しい
1つの答えは
『ごめんなさい』同様に
最終ブロックに入る余地がない、ということ
これは明らかである
『さぁどうしよう』も入れるのであれば、このブロックしかない
・・・が入れれない
さらなるもう1つは
『さぁどうしよう』は、オーラスがベストだということ
『さぁどうしよう』終わりで
KONTAの「サンキューバイバイ」で終了!!!という絵が浮かぶ
『おやすみよそもの』に続いたりも過去しているが
オーラスのイメージが勝手ながら強いので
『チャンス到来』にも繋がりにくい
アンコールの最後は、『なんセブ』以外ありえない
上記2つは、まぁ同じようなことだ
もう1つあるとすれば
それは
『C'm'on Let's go!』株の急上昇だろう
このブロックから入れ替わりがあったとするならば
きっとこれにちがいない
しかし、相手の株が急上昇したせいで
その入れ替わりはなかった
そう
事変によるカバーが原因である
それは蜂のイマサによるライナーノーツに書かれるほどの事件なのだ
そして、バービーはバービーのカモンを演奏するに至る
それが決まれば、セトリの枠には限界があるので
消去法に従うしかない
少しだけではあるが
『マイティウーマン』の評価も上がっているのが事実である
いや、違う
バービーは17年ぶりにセトリを決めるうえで
7年だか8年の活動期間当時とは違う視点で
改めてバービーをみることで
結成当時のバービーに戻ったのかもしれない
昔マイティは、ラストスパート要員だったんだから・・・
2つの曲の評価が上がることにより
居場所がなくなったわけだ
『帰さない』と場所が逆の同じパターンともいえる
『さぁどうしよう』を抹消したのも、ズバリ
17年という年月だったのだ
あー勝手でごめんなさい